呼吸を意識してトレーニングのパフォーマンスをUPしよう!
「最近頭痛がしてトレーニングが出来ない」
実はこれも呼吸が原因だったりもします。
思い当たる節があれば、初心にかえって復習しましょう。
・トレーニングをしていて正しい呼吸方法が分からない。
・トレーニング中に呼吸を止めてしまうけど大丈夫?
・最近頭痛がしてトレーニングもしっかりできない。
・バルサルバ法(怒責)ってなに?
筋トレでの基本となる呼吸法
筋トレ始めて間もないトレーニーは
「バーベルやダンベルの動作を意識しながら呼吸も意識?難しい!」
と感じるかもしれません。
しかし、正しい呼吸法をマスターすることは大切です。
重い重量を扱えば扱うほど大切になっていきます。
・ベンチプレスでの呼吸法
バーが下がる時に吸う
バーが上がる時に吐く
・ダンベルカール・バーベルカールでの呼吸法
ダンベルを下ろす時に吸う
ダンベルを上げる時に吐く
・ダンベルトライセプスエクステンションでの呼吸法
ダンベルを下ろす時に吸う
ダンベルを上げる時に吐く
・ラットプルダウンでの呼吸法
バーを引っ張るときに吸う
バーが上に戻る時に吐く
・スクワットでの呼吸法
下にしゃがむ動作の時に吸う
上に上がる動作で吐く
最初は正しい動作を意識しつつも呼吸を意識するのは難しいかもしれません。
慣れてくると身体が覚えてくるので、軽い重量で感覚をチェックしてみましょう。
呼吸を意識することで力を発揮
そもそも呼吸を意識する理由は?
・正しい呼吸法を知らずに筋トレすることで、 ベストのパフォーマンスを発揮できない。
・呼吸を止めてしまう可能性がある。
動作と呼吸を連動して正しい呼吸法でトレーニングを行うことで、力が入れやすく安全なトレーニングをできます。
・呼吸は止めないこと
血管や心臓に負担がかかり、失神に繋がる恐れがあります。
度合いによっては、慢性的な頭痛の原因にもなります。
上級者はテクニックとして瞬間的に呼吸を止めていますが、トレーニングを始めてから間もない方は基本的には避けましょう。
【上級者向け】特殊な呼吸法で挙上重量アップ
瞬間的に呼吸を止める方法です。この方法はバルサルバ法と呼ばれています。
怒責(どせき)と呼ばれたりもします。
一瞬呼吸を止めて、爆発的なパワーを生み出すテクニックです。
身体に負担のかかるリスクが高いので、トレーニング初心者の方はしないでください。
バルサルバ法は呼吸を止めることによって、体幹が安定しいつも以上のパワーを発揮することができます。
イメージしてみてください。ベンチプレスやスクワットでも体幹がぐにゃぐにゃしていたら、不安定で高重量を扱えませんよね?
身体が発揮するパワーを逃さずに上手く使うには安定性が必要です。
その安定性を作るには強い軸が必要です。
バルサルバ法のやり方
ベンチプレスをしている自分を思い浮かべてみてください。
最後の1レップや2レップで挙げる瞬間に一番きつい場所がありますよね。
そこで瞬間的に呼吸を止めます。
またその前のネガティブ動作の段階で(バーベルが下がるとき)息はできるだけ大きく吸い、お腹の中に酸素を入れてあげてください。
これで腹圧がかかり、体幹が安定します。
体幹が強い軸になり、結果的にいつも以上の力を発揮できます。
腹圧をかける練習は何もなくても出来るので、実践前に練習してみても良いでしょう 。
分かりやすくイメージを例えると、おそらく誰もが経験がしたことあるお腹を突っ張る状態。
食べ放題に行って「よく食べた」ってお腹を張りますよね?
その前に呼吸をいっぱい吸ってあげるのです。
そしてお腹に力を入れる。
これで腹筋が収縮し、お腹に力が入っているのが分かりますか?
感じることが出来たらお腹に圧がかかっている状態です。
その状態で瞬間的に息を止めることで最大限の力を発揮することが出来ます。
呼吸を止める危険性
呼吸を止めることで血圧が上がり、人によっては頭痛を感じる人もいます。
血圧の上昇の幅は種目によって異なります。 ひどいケースだと脳卒中や動脈破裂を引き起こす可能性があります。
基本的に上級者の方は加減を分かっており、血管自体も出来上がっているうえで行ってます。
最後に:バルサルバ法をやった時にでる身体の反応
バルサルバ法を行った時は身体にいくつかの症状が表れます。
・顔が赤くなる
・まぶた、頰、鼻に赤い斑点がでる
・血管が浮き出てくる
意識的にやっていないにも関わらず、この症状が出たらしっかり呼吸することを意識しましょう。
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