【1年以上の使用者が書く】ロディオラの効果7選【目的別摂取量】

SUPPLEMENT

「ロディオラの持つ効果が気になる」

「ロディオラの摂取量と副作用は?」

そういった疑問を解決していきます。


記事のポイント

ロディオラとは?


ロディオラの効果と効能


摂取タイミングと摂取量


おすすめのロディオラ



1年以上ロディオラを使用してきた僕がロディオラの効果から摂取の仕方まで解説します。



ロディオラの効果と効能


ロディオラは多くの効果を持っています。

そのロディオラの効果を並べたのが下記です。



・ストレス軽減


・疲労軽減


・不安やうつ病の症状を軽減


・脳のパフォーマンス向上


・運動パフォーマンス向上


・コルチゾールレベルの抑制


・筋肉の損傷を和らげる



それぞれの効果を順を追って解説していきます。



ロディオラってなに?

ロディオラ 画像

ロディオラはヨーロッパとアジアの寒い山岳地帯で育つハーブです。

呼び名は他にもロディオラロゼアや日本ではイワベンケイとも呼ばれます。

アダプトゲンハーブの一つでもあり、同じアダプトゲンハーブとして有名なアシュワガンダとも似た作用があります。



「黄金の根」、「北極の根」そして「王の冠」としても知られ、伝統的な中国医学やギリシャ医学で何世紀にもわたって使用されてきました。

ロシアの人々も何世紀にもわたってロディオラを使って不安や疲労の治療を行なってきた伝統あるハーブの一つです。



ストレスを軽減する


体の抵抗を高める天然由来のアダプトゲンハーブの特徴であるストレス軽減作用。

ある研究では日常生活でストレスを抱える101人を対象にロディオラの効果を調べた。

摂取量は1日に400mgを4週間摂取した。

わずか3日後に、疲労や不安などのストレス症状が大幅に改善された。



・ロディオラはバーンアウト症候群にも有効だ。


“バーンアウト症候群”というワードに馴染みがなくても、こんな症状を耳にしたことはありますか?

強い使命感や責任感を持って物事に取り組んでいた人が急にやる気がなくなり、投げやりになってしまう状態。

バーンアウト症候群が発生する主な原因は過度なストレスです。




・ストレス軽減を目的とした摂取量の目安


1日に400mg摂取することでストレスを和らげる効果を期待できる。




疲労を軽減する


ロディオラは疲労を軽減するのに役立ちます。

古く昔から疲労回復を目的に治療に使われていただけあります。

シフト制で勤務していた看護学生の疲労レベルを調査したところ、プラセボよりもロディオラを摂取していた学生のほうが疲れを感じていなかった。



別の研究ではストレスを抱えた60人を対象とし、1日576mgのロディオラまたはプラセボピルを摂取した。

プラセボと比較したところ、ロディオラは疲れを和らげた上に注意力を上げた。


・疲労軽減を目的とした摂取量の目安


1日に500mg摂取することで疲労を和らげる効果を期待できる。




うつ病の症状を軽減する


うつ病になる原因として、脳の神経伝達物質のバランスが崩れた時にうつ病の症状が起こる。

ロディオラにはそのバランスを保つ効果があります。



うつ病の症状に対する6週間の研究では、うつ病軽度から重度の89人を対象とした。

毎日340mgまたは680mgのロディオラまたはプラセボピルを摂取した。

ロディオラを摂取した両グループは全体的なうつ病、不眠症、感情の安定性において大きく改善した。プラセボグループは特に効果が見られなかった。

ロディオラを摂取することでポジティブシンキングになることが期待できる。



・うつ病症状の軽減を目的とした摂取量の目安


1日に340mg摂取することでうつ病の症状を軽減する効果を期待できる。




脳のパフォーマンスを上げる


軍士官候補生を対象にロディオラが脳のパフォーマンスに与える影響を調べた。

370mgのロディオラ、555mgのロディオラ、プラセボのグループに分かれて摂取しました。

370mgと555mgのロディオラを摂取した両グループはプラセボと比較して、精神作業能力を向上させることがわかった。


別の研究では、学生を対象に20日間のロディオラの摂取を続けた。

結果は精神的な疲労を劇的に取り除き睡眠パターンの改善勉強のモチベーションをかなり向上させた。


ロディオラを摂取することでモチベーションの維持一つのことに対して長時間集中することができる。

交感神経が優位になる作用を持っているので記憶力の向上もさせてくれる。

学習前や仕事前にロディオラを摂ることで効率的に進めることができる。

試験前の学生さんやスピーチ前の社会人に助けになるのがロディオラだ。


・脳機能の向上を目的とした摂取量の目安


1日に400mg摂取することでストレスを和らげる効果を期待できる。




運動パフォーマンスを上げる


アクティブな日常生活を送る人に特に効果的です。

日頃から運動量の高い人、マラソン系の持久系、パワー系の筋トレに励む人に最適です。そして運動パフォーマンスの向上と回復促進効果を持っています。

集中力向上とモチベーション向上効果もあるので、メンタル面でのメリットもパフォーマンスを上げます。


・運動パフォーマンスの向上を目的とした摂取量の目安


1日に200mgから摂取することで運動パフォーマンスの向上期待できる。




コルチゾールレベルの抑制

ロディオラはコルチソールレベルを抑制されることでも有名です。

コルチゾールレベルを抑制することでイライラや不安といった感情を減らすことができます。

また筋トレにおいてもコルチゾールレベルを抑制させることは効果的です。


コルチゾールについては下記の記事で解説しています。

筋肉が食われる?コルチゾールが起こす筋肉分解

・コルチゾールレベルの抑制を目的とした摂取量の目安


1日に200mgから摂取することで運動パフォーマンスの向上期待できる。




筋肉痛を和らげる

ロディオラには筋肉痛和らげる効果があります。

激しい運動、筋トレなどをすることでクレアチンキナーゼという酵素の数値が上昇します。

血中の中にクレアチンキナーゼが多ければ多いほど激しい筋肉痛につながります。

ロディオラにはこのクレアチンキナーゼを抑制させる効果があります。

ロディオラを摂取することで筋肉の損傷を軽減することができます。



ロディオラの副作用は?

アダプトゲンハーブでもあるロディオラは安全で副作用のリスクは低いが、かなり稀に頭痛や不眠などの軽度の副作用がある。

妊娠中や授乳期間中の摂取は避けてほしい。



ロディオラの効果的な摂取タイミングと摂取量

ロディオラ 画像2

ロディオラの摂取タイミングとしては、朝や午前中といった一日の早い時間に摂ることがオススメ。

ロディオラには交感神経を高める作用があるので、夜に摂ることで睡眠を妨げる可能性がある。

イメージとしてはカフェインと似たような感覚のもの。



摂取量はストレスや疲労、うつ病を改善するためのロディオラの摂取量は400-600mgがいい。

運動や脳パフォーマンス向上を目的なら作業や運動1-2時間前に200-300mgの摂取がオススメだ。


摂取量はストレスや疲労、うつ病を改善するためのロディオラの摂取量は400-600mgがいい。

運動や脳パフォーマンス向上を目的なら作業や運動1-2時間前に200-300mgの摂取がオススメだ。




おすすめのロディオラ


僕の使用しているレビューも高いロディオラを紹介します。




上記のロディオラをおすすめする理由は3つあります。


・Now Foods社は品質が良い


・価格が安い


・Amazonでも購入可能



Now Foodsのサプリメントは質が高いです。

価格が安いからといってクオリティーが低いかと言うと、そんなこともありません。

多少値上げしたとしても僕はNow Foodsのロディオラを選びます。

なぜなら500mgという含有量もちょうど良いからです。



【1年以上の使用者が書く】アシュワガンダの効果・効能10選

朝食にプロテインだけで平気?【朝食プロテインを効果的に飲む】



[1]Darbinyan V, Kteyan A, Panossian A, Gabrielian E, Wikman G, Wagner H. Rhodiola rosea in stress induced fatigue–a double blind cross-over study of a standardized extract SHR-5 with a repeated low-dose regimen on the mental performance of healthy physicians during night duty. Phytomedicine,2000.

[2] Schutgens FW, Neogi P, van Wijk EP, van Wijk R, Wikman G, Wiegant FA. The influence of adaptogens on ultraweak biophoton emission: a pilot-experiment. Phytother Res, 2009.

[3]Cropley M, Banks AP, Boyle J. The Effects of Rhodiola rosea L. Extract on Anxiety, Stress, Cognition and Other Mood Symptoms. Phytother Res, 2015.

[4]Edwards D, Heufelder A, Zimmermann A. Therapeutic effects and safety of Rhodiola rosea extract WS® 1375 in subjects with life-stress symptoms–results of an open-label study. Phytother Res, 2012.

[5]Olsson EM, von Schéele B, Panossian AG. A randomised, double-blind, placebo-controlled, parallel-group study of the standardised extract shr-5 of the roots of Rhodiola rosea in the treatment of subjects with stress-related fatigue. Planta Med, 2009.

[6]Lekomtseva Y, Zhukova I, Wacker A. Rhodiola rosea in Subjects with Prolonged or Chronic Fatigue Symptoms: Results of an Open-Label Clinical Trial. Complement Med Res, 2017.

[7]Shevtsov VA, Zholus BI, Shervarly VI, Vol’skij VB, Korovin YP, Khristich MP, Roslyakova NA, Wikman G. A randomized trial of two different doses of a SHR-5 Rhodiola rosea extract versus placebo and control of capacity for mental work. Phytomedicine, 2003.

[8]Spasov AA, Wikman GK, Mandrikov VB, Mironova IA, Neumoin VV. A double-blind, placebo-controlled pilot study of the stimulating and adaptogenic effect of Rhodiola rosea SHR-5 extract on the fatigue of students caused by stress during an examination period with a repeated low-dose regimen. Phytomedicine, 2000.

[9]Michael J. Duncan, Neil D. Clarke. The Effect of Acute Rhodiola rosea Ingestion on Exercise Heart Rate, Substrate Utilisation, Mood State, and Perceptions of Exertion, Arousal, and Pleasure/Displeasure in Active Men J Sports Med (Hindawi Publ Corp, 2014.

[10]Walker TB, Altobelli SA, Caprihan A, Robergs RA. Failure of Rhodiola rosea to alter skeletal muscle phosphate kinetics in trained men. Metabolism., 2007.

[11]Noreen EE, Buckley JG, Lewis SL, Brandauer J, Stuempfle KJ. The effects of an acute dose of Rhodiola rosea on endurance exercise performance. J Strength Cond Res, 2013.

[12]Panossian A1, Wikman G, Sarris J. Rosenroot (Rhodiola rosea): traditional use, chemical composition, pharmacology and clinical efficacy. Phytomedicine, 2010.